新国立競技場をはじめ、東京五輪では複数の競技施設が新設される。これらの会場で生観戦したい。でも、五輪チケットは入手困難では? 全33競技で実施されるすべての試合で満員御礼となることは、近年の五輪では滅多にない。生観戦するならどんな競技がよいのか。
まずは東京アクアティクスセンターで行なわれる水泳の「飛込」。
「競泳は人気が高いのでチケットの争奪戦は必至。しかし、飛込競技ならそれほどの倍率にはならず、完成したばかりの会場の雰囲気が味わえる。カヌーのスプリントが行なわれる海の森水上競技場も、海も近いし、観戦していて心地良いと思います」(スポーツ紙記者)
バレーボール、体操もそれぞれ有明アリーナ、有明体操競技場と新設会場で行なわれるが、人気競技のためチケット獲得は難しい。
「体操ならトランポリンが狙い目」(前出・スポーツ紙記者)というが、それ以外なら「B、Cチケット狙い」が良さそうだ。
東京五輪では、多くの競技で観戦条件の良い席から順番にAチケットからDチケット(開・閉開式と陸上競技はEチケット)まで用意される。金に糸目をつけないお金持ちはAチケットに、どこでもいいから生観戦したいという客はDチケットに殺到するので、その中間のB、Cチケットが狙い目だということだ。
※週刊ポスト2019年4月5日号