開催まで1年強となった東京五輪2020。一生に一度見られるかどうかの開会式や閉会式を生で見たいという人も多いだろう。
「五輪チケットの中で、最も人気を集めるのが開閉会式」と言うのは、『自由すぎるオリンピック観戦術』の著者でブロガーのフモフモ編集長さん(本名非公開)。
「世界中から観衆が集い、出場国の有力選手が一堂に会する様子を目の当たりにする機会は開閉会式しかありません。
聖火が燃え上がって花火が夜空を飾る瞬間は、感動そのもの。野村萬斎さんをリーダーとする制作チームが演出するセレモニーは、パラリンピックの開閉会式まで含めて起承転結でつながった一連の4部作になる予定なので、五輪のチケットが取れなくても、パラリンピックを狙ってみる価値があると思います」
一方、バルセロナ五輪以来、夏冬の五輪すべてを現地で取材してきたアマチュアスポーツ専門のスポーツライター・折山淑美さんは次のように話す。
「開会式の雰囲気を楽しむなら安い席でも充分です。双眼鏡と水やうちわ、タオルは必需品。というのも開会式にはVIPが大勢来るのでセキュリティーチェックが厳しく、早めの入場が基本で、水も会場内で購入することになるからです。北京五輪の会場“鳥の巣”では風がほとんど通らず、冷房もなく、かなりの暑さだったんですよ」
東京2020の開催は真夏。熱中症対策は不可欠だ。
※女性セブン2019年4月18日号