いよいよ開催が近づいてきた東京五輪2020。33競技、全462種が行われるが、一体何を観るべきなのだろうか。オリンピック通のブロガーやスポーツライターに聞いた。
東京2020大会を機に、見ておくべき注目の競技施設はあるのだろうか? 『自由すぎるオリンピック観戦術』の著者でブロガーのフモフモ編集長さん(本名非公開)はこう話す。
「視察時は未完成でしたが、新会場の目玉は、オリンピックスタジアム、東京アクアティクスセンター、有明アリーナの3つです。なかでも注目なのが、大屋根がプールのように波打つ造形の東京アクアティクスセンター。ここはプールで泳ぐ人を見るのにふさわしい会場となるはずです。競泳は競争率も高いですが、飛込競技なら、観戦チャンスは充分にあると思います」
チケットは競技によってA~Eランクまであり、それぞれ値段が異なっている。いちばん安いチケットでもちゃんと観戦できるのだろうか。また、特に“割安”な競技はあるのだろうか。
「いちばん安い席はとにかく出費を抑えたい人、いちばん高い席はお金に糸目をつけない人が集中するので、通常は中間のB・Cランクあたりがおすすめです」(フモフモ編集長さん)
また、世界レベルの選手を間近に見ることができるという点では、NBAの選手も出場する男子バスケットボールや、大坂なおみ選手のほか世界ランカーが出場する可能性のあるテニスも、本場の4大大会を見に行くのに比べれば断然割安。組み合わせを調べて、見たい選手が出る1回戦を狙えば安く見られるというわけだ。
またアマチュアスポーツ専門のスポーツライター・折山淑美さんはこう話す。
「オリンピック観戦でおすすめなのが近代五種。これは4競技をほぼ1日で行うので、見応えがあってコストパフォーマンスが非常に高く楽しめます」
※女性セブン2019年4月18日号