ロシア国営TVドラマ、中国映画に出演するなど、国際的にも活躍する女優の中丸シオン。4月16日に写真集『蓮花流水』(光文社刊)を発売した彼女が、撮影の様子を語る。
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今回、ヴァンパイアをテーマにした映画『VAMP』の主演と、写真集のお話を同時にいただきました。どちらも初めてのことでしたが、思い切って挑戦しました。写真集については、ハダカを見られる恥ずかしさよりも「私でいいのかな」という不安が大きかったのですが、スタッフの皆さんのお陰で撮影を楽しむことができました。
ロシア国営テレビのドラマ『ゾルゲ』、中国の映画『刀尖』と立て続けに海外の作品に出演させていただきました。どちらもスパイの愛人役です(笑い)。広い国土と自由な感性を持つ俳優たちに囲まれた生活を送るなかで、私自身も開放的な性格になったと思います。今回ヌード撮影や映画の濡れ場シーンに自然体で臨めたのも、そんな海外での女優経験が活きている気がします。
撮影は写真家の笠井爾示さんやスタッフの皆さんと一緒に造り上げていきました。笠井さんに撮っていただいたお写真はどれも光と影のコントラストが素晴らしく、映画のワンシーンのような情景がとても気に入っています。