芸能

滝沢秀明、土下座する勢いで営業 Jr.のブランド化目指す

社長に就任したタッキー

 3月29日、『映画 少年たち』が公開された。少年刑務所を舞台にした、ジャニー喜多川社長が企画・構成・演出をしたミュージカルの映画版で、ジャニーズJr.(以下、Jr.)のSixTONES(ストーンズ)やSnow Manら人気グループが出演。3月29・30日公開作品の『ぴあ映画初日満足度ランキング』ではトップに輝いている。

 このところJr.は映画の他にもテレビや雑誌で存在感を高め、中でも注目されているのはSixTONESだ。

 アメリカ人と日本人のハーフでワイルドなジェシー(22才)や京本政樹(60才)の息子の京本大我(24才)、田中聖(33才)の弟・田中樹(23才)を含む、やんちゃな雰囲気の6人組は新世代のグループとして加速している。3月27日発売の『anan』では、メジャーデビュー前にもかかわらず表紙を飾り、即完売。緊急重版が決定した。

「昨年11月、まだ滝沢秀明さん(37才)が現役ながら彼らの楽曲『JAPONICA STYLE』のミュージックビデオをプロデュースしました。それまでの彼らはJr.の中でくすぶっていた原石でしたが、滝沢さんに見いだされ、まさに光を放ち始めました。滝沢さんの手腕ですが、すごいのはそこで終わらないところ。彼の活躍で、ファンからSixTONESだけを推しているように見えてしまってはいけないからと、別グループにさらに力を入れて営業していくんです」(スポーツ紙記者)

 滝沢は昨年末に芸能界を引退し、現在はJr.のプロデュース業に専念している。肩書は、株式会社『ジャニーズアイランド』の代表取締役社長。1月15日に設立されたばかりのジャニーズ事務所の関連会社のトップとして、忙しい日々を送っている。

「社員10人を率いて、約300人のJr.を統括しています。当初、滝沢さんは“名刺を作ったのは初めて”と照れ笑いしていましたが、今ではすっかり慣れたものです。Jr.のブランド化を進め、デビュー組に負けないように、いろいろと手を打っています」(前出・スポーツ紙記者)

 その1つが、3月1日から始まったJr.の動画サイト『ISLAND TV』。コンサートや舞台、その裏側の他に、Jr.自身が撮影した動画が配信されている。

 もう1つが、Jr.だけのショップ構想だ。ジャニーズショップは原宿など全国4か所にあるが、それとは別に、Jr.だけのグッズを販売する専門店を立ち上げようとしている。

「ファンに身近に感じてもらえるようなオリジナルグッズを販売するそうです。その目玉の1つが、『ジャニーズJr.名鑑』で、すでに撮影済みです。気になるお店の場所は現在検討中だそうですが、6月中にはオープンする予定。その打ち合わせにも必ず顔を出しています」(テレビ局関係者)

 その名鑑は、商品としてだけでなく、滝沢の営業ツールとしても活用されるそうだ。

「滝沢さんは精力的にテレビ局やラジオ局、スポンサーなどに足を運び、営業活動を展開しています。名鑑は、そうしたところでも有効活用しているそう。個性豊かなメンバーを、名鑑を見せながら、“彼はどうですか”とPRしています。今までは歓迎される側でしたが、これからはそうはいかない。本人はそのことも理解していて、組織の責任者として何でもやるつもり。もともと頭が低い人ですが、今は土下座する勢いで営業されています」(前出・テレビ局関係者)

※女性セブン2019年4月25日号

関連記事

トピックス

“令和の小泉劇場”が始まった
小泉進次郎農相、父・純一郎氏の郵政民営化を彷彿とさせる手腕 農水族や農協という抵抗勢力と対立しながら国民にアピール、石破内閣のコメ無策を批判していた野党を蚊帳の外に
週刊ポスト
緻密な計画で爆弾を郵送、
《結婚から5日後の惨劇》元校長が“結婚祝い”に爆弾を郵送し新郎が死亡 仰天の動機は「校長の座を奪われたことへの恨み」 インドで起きた凶悪事件で判決
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
「最後のインタビュー」に応じた西内まりや(時事通信)
【独占インタビュー】西内まりや(31)が語った“電撃引退の理由”と“事務所退所の真相”「この仕事をしてきてよかったと、最後に思えました」
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬・宮城野親方
【元横綱・白鵬が退職後に目指す世界戦略】「ドラフト会議がない新弟子スカウト」で築いたパイプを活かす構想か 大の里、伯桜鵬、尊富士も出場経験ある「白鵬杯」の行方は
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
「日本人ポップスターとの子供がいる」との報道もあったイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
イーロン・マスク氏に「日本人ポップスターとの子供がいる」報道も相手が公表しない理由 “口止め料”として「巨額の養育費が支払われている」との情報も
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
 6月3日に亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
【追悼・長嶋茂雄さん】交際40日で婚約の“超スピード婚”も「ミスターらしい」 多くの国民が支持した「日本人が憧れる家族像」としての長嶋家 
女性セブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン