芸能

上沼恵美子が姉と“お金”で亀裂 姉妹の確執は尾を引く傾向

「姉妹」の金銭トラブルが尾を引きやすいというが…

 西の女帝とまで呼ばれ、絶大なる人気を誇る上沼恵美子(63才)が突如、実姉である海原万里(69才)との金銭トラブルを告白した。

 事の発端は、3月31日に放送された『上沼・高田のクギズケ! 放送400回SP』(読売テレビ).ゲストの花田虎上(48才)が花田家の家族トラブルを話し始めると、司会の上沼がこう割って入った。

《私も姉とずっと仲がよかったわけじゃないんですよ。結婚してから貧富の差があったんで、ちょっと仲悪かったんです》
《お姉ちゃんのご主人もタレントさんやけど、あまり活躍できなかったので収入が薄く、ずっと助けてました。(中略)せやけど、その時にありがとうも、うんともすんとも2~3年言うてけえへんかったからムカッとして、仲の悪い時期が8年くらいありました》

 上沼は17才で実の姉・万里と漫才コンビ「海原千里・万里」を結成し、一世を風靡するも1977年に上沼が関西テレビのディレクターだった上沼真平さん(72才)と結婚。万里はコメディアンの夢大作(74才)と結婚し、コンビを解散、それぞれ芸能界をスッパリと引退した。しかし、翌年、上沼は「専業主婦は耐えられない」と芸能界に復帰し、姑に対する愚痴などの本音トークで人気が爆発。関西の芸能界の“女帝”に君臨した。

 一方の万里は引退後、夫の実家のある静岡県浜松市の木造一戸建てに移り住み、その後都内に居を構えた。現在は自ら「3食昼寝付き芸能人」と称して主婦業を続ける傍ら、たまに上沼の番組にゲスト出演する。こうして姉妹の漫才コンビでデビューした2人には、気がつけば“貧富の差“が広がり、時に上沼が援助をすることもあったという。

「万里さんのマンションの購入費用を出したり、コンサートで東京から大阪に来てもらう時は衣装や楽屋、宿泊費をすべて用意して移動はグリーン車。ギャラも通常ではあり得ない額でした。それでも、万里さんが“援助は当たり前”という雰囲気になっていったそうで上沼さんが“それは違うやろ”と気分を害し、次第に関係が疎遠になった。事実、ある時期から万里さんは上沼さんのコンサートに出なくなり、“お姉さんはどうしたんだろう”とファンは心配していました」(芸能関係者)

◆女性は“格差”に敏感

 現在、上沼姉妹の関係は修復しているというが、経済格差が原因できょうだいの間でトラブルが起きることは珍しくない。特に50才を過ぎたあたりから関係に綻びが生じやすい。老後の資金が不安になったり、親の介護問題が発生するなどして、お互いの懐事情が急に気になり、きょうだい間の微妙なバランスが崩れやすくなるからだ。

 さらに「姉妹」の金銭トラブルが尾を引きやすいと指摘するのは、家族問題に詳しい社会保険労務士の井戸美枝さんだ。

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン