DA PUMPや乃木坂46も登場したフジテレビの入社式──。東大医学部出身の藤本万梨乃アナや元サッカー日本代表の堀池巧氏を父に持つ堀池亮介アナが話題になるなかで、もう一人、注目を集める新入社員がいた。
「横浜ベイスターズで活躍した元プロ野球選手・野村弘樹氏の長男です。フジでは珍しい桜美林大学出身で、硬式野球部に所属していた。入社式には父の野村氏もきていました。
フジは2017年に“大魔神”こと佐々木主浩氏の長男、2018年に早稲田大学野球部監督の小宮山悟氏の子息、そして今回と3年連続で“野球銘柄”の新入社員を迎えています。それも、なぜか父親がベイスターズOB(小宮山氏も一時所属)という共通点があるのです」(フジ局員)
ベイスターズといえば、かつてはTBS傘下の球団で、2011年にDeNAに譲渡されたが、現在もホームゲームの放送は主にTBSが担っている。なのに、なぜフジと縁があるのか? プロ野球評論家が言う。
「もちろんたまたまですよ。ただ、野村は解説者、評論家としてサンケイスポーツとニッポン放送の専属、佐々木もニッポン放送と、フジサンケイグループと縁が深い。さらにフジのCSには人気番組『プロ野球ニュース』があり、数年前から地上波に移るという噂があります。この番組には22人の専属解説者がいますが、なかでも野村は火曜担当のMCをしており、理論派でしゃべりが上手く人脈もあり、地上波移行のキーマンともいわれています」
フジテレビのドラフト、なかなか抜け目ないようで。
※週刊ポスト2019年4月26日号