社会問題を切り口に、ワークライフ・バランスを問いかけるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系、火曜22時~)。昨今話題の“残業問題”を切り口に人間関係、孤独死、結婚観など社会問題を描くワーキングドラマ。主演は吉高由里子。新入社員役で出演するついひじ杏奈(18)は今春、高校を卒業したばかりだ。彼女は、ドラマを通して、大人の世界を勉強したという。
「定時で帰ったらダメみたいな空気感が職場にあるんだと、びっくりしました。役作りは撮影現場で色々な方からアドバイスをいただいて、固めています。豹変とまではいきませんが、性格が切り替わるような演技に苦労したので見てほしいです」
まだ初々しさが残る彼女は今年の抱負をこう語った。
「私にとって様々なことが始まる年なので、色んな人に興味を持ってもらえる魅力的な女優さんになりたいです」
●ついひじ・あんな/2000年、群馬県生まれ。162センチ。ドラマ『サバイバル・ウェディング』(日テレ系)などで活躍。映画『セブンティーンモータース』が今年公開予定。趣味は読書。
取材・文■片峰孝二
※週刊ポスト2019年4月26日号