ゴールデンウイークはもう目前、旅行の予定がある人にも、ない人にも、見るだけで旅した気分になれる車窓風景をお届け! 鉄道写真家が息をのんでシャッターを押した絶景ばかりを集めました。日本の美しい原風景へ、束の間トリップしてみませんか?
■島根県 一畑電車 北松江線
「車窓から、輝く宍道湖と黄金色の田園を望む最高のロケーション。たった2両の電車が愛らしい」
撮影/中井精也さん。毎日1枚鉄道写真を撮影するブログ『1日1鉄!』が人気。講談社出版文化賞・写真賞受賞。『中井精也のてつたび!』(NHK BSプレミアム)などに出演。
■神奈川県 JR東日本 鶴見
「海芝浦駅は東芝の工場関係者しか下車できない不思議な駅。仕事を終えた人々が列車に乗り込み、黄昏時の工場に哀愁を感じました」
撮影/村松拓さん。13才の時にひとり旅で見た車窓が忘れられず、海が見える駅を撮り続け、約300駅を訪れる。著書に『海の見える駅』(雷鳥社)。
■島根県 一畑電車 大社線
「20基の鳥居と社殿の間を電車が走る珍しい場所。高浜駅と遙堪駅の間にあり、車窓から見えるのは一瞬なので見逃さないで!」(中井さん)
■愛媛県 四国旅客鉄道 予讃線
「ホームの前に広がるのは海だけ。入道雲の白と青い海のコントラストはまるで絵画のようでした」(中井さん)。下灘駅は鉄道ファンの聖地で、この駅を目的に旅する人も多い。
※女性セブン2019年5月2日号