平均視聴率22%超えが続き、絶好調のNHK朝ドラ『なつぞら』。実はそれ以上のブームを起こしつつある“裏朝ドラ”があるという。NHK関係者が話す。
「朝ドラ100作目ということを記念して、BSプレミアムで『おしん』を再放送中なのですが、『なつぞらよりもドラマチックで面白い』と反響が大きい」
ブームに火がついたのは、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)に出演した藤井隆(47)の一言がきっかけだ。
『あさイチ』といえば、直前に放送された朝ドラの感想を言う“朝ドラ受け”で有名。ところが4月8日に出演した藤井は冒頭の挨拶で「筏で奉公に行くシーンを見ると……」と『おしん』の1シーンを挙げ、共演する博多大吉(48)から、「できれば『なつぞら』の受けを」と突っ込まれると、「失礼しました。あまりにも(『おしん』が)衝撃的で」と話した。
『おしん』(1983年放送)は、戦中から戦後の混乱期を生き抜いた「女一代記」として最高視聴率62.9%を叩き出した記念碑的な作品だ。
「近年『あまちゃん』(2013年放送)以降に朝ドラを観るようになった若い世代が『おしん』を観て衝撃を受け、ハマる人が続出しているようです」(テレビ局関係者)
そんな「おしんブーム」再燃に乗じて、あるサプライズが期待されている。