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奇跡の43歳・岩本和子が映画初主演、役に入り込みすぎ涙も

奇跡の43歳・岩本和子

 デジタル写真集が大ヒット中の美熟女・岩本和子(43)。「国民的美魔女コンテスト」のファイナリストにも選ばれた彼女が、初主演映画『魔睡』で過激なシーンに挑戦した。岩本が撮影や見どころに付いて語る。

 * * *
 今回、初めての主演映画『魔睡』に出演させていただきました。作家・森鴎外の小説が原作です。まだ女優としては駆け出しで、不安も大きかったのですが温かいキャストやスタッフの皆さんのおかげで、無事に演じきることができました。

 私の演じるのは、大学教授の貞淑な妻という役どころ。初々しく汚れていない妻をイメージして役作りをしました。撮影では初めての濡れ場に挑戦しました。男性経験はあまり多くないのですが、男性と交わる瞬間をお見せしています。

 作品の時代設定は明治~昭和初期ですから、当然、嫁ぐ女性は「処女」です。いくつか濡れ場の撮影がありましたが、やっぱり最も気持ちが入ったのは「初夜」のシーンです。

 私は結婚していませんが、どなたかに嫁いだ気持ちになって自分自身を捧げました。役に入り込みすぎて、カットがかかった瞬間に思わず涙が出てきてしまったほどです(笑い)。

『魔睡』は森鴎外の小説が原作

時代設定は明治から昭和

【あらすじ】
 法科大学の教授である大川渉は、自分の妻・由利子(岩本和子)が医師の磯貝に催眠術をかけられ、犯されたのではないかと疑う。大川は由利子と磯貝の情事を妄想するうちに、嫉妬しながらも興奮してしまう。由利子も背徳の快楽に溺れ、アブノーマルな官能世界に浸かっていく。そして3人には“衝撃の結末”が訪れる──。

【プロフィール】いわもと・かずこ/1976年、鳥取県生まれ。2012年に「第3回国民的美魔女コンテスト」でファイナリストに選出されたことを機に美容に関する仕事やモデル活動を始める。39歳の時にグラビアアイドルに転身。週刊ポストデジタル写真集『いけない旅情』『いけない日常』が好評発売中。

※週刊ポスト2019年5月3・10日号

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