かつては、休憩するための場所だった高速道路のサービスエリア・パーキングエリアだが、今では「目的地」へと進化している。さらには、「テーマ型」のSA・PAもあるのだ。
◆寄居 星の王子さまPA (関越自動車道 寄居PA上り)
日本初のテーマ型エリア。施設すべてがサン=テグジュペリ『星の王子さま』の世界観で統一され、テーマパークさながらの非日常感を味わえる。
おみやげには『星の王子さま』関連グッズが充実。『星の王子さまミントタブレット(カシスミント・青リンゴミント)』(各550円)は、ドライブのお供にも人気。/五億の鈴
◆鬼平江戸処 (東北自動車道 羽生PA上り)
江戸の入口・栗橋関所に近いことから、『鬼平犯科帳』にちなんで江戸の街並みを再現。
『蕎麦処 本所さなだや』
『鬼平犯科帳』の著者・池波正太郎が愛した「神田まつや」監修のそば。『若筍蕎麦(温)』(1150円)は、国産たけのことわかめで春の訪れを感じる一杯。
◆上信越自動車道 横川SA上り
地域の文化・歴史がテーマの「ドラマチックエリア」も人気。横川SA(上り)は、釜めしで有名な信越本線横川駅を再現。
『おぎのや』
横川駅といえば『峠の釜めし』(1080円)。昭和30年代の横川駅や車両を再現し、釜めし販売開始当時の雰囲気に浸りながら釜めしを楽しめる。
※女性セブン2019年5月9・16日号