4月30日で天皇陛下が退位され、5月1日に新天皇が即位される。そんななか、美智子さまの不安が向けられる先がある。新皇后となられる雅子さまだ。
雅子さまは4月14日、学習院目白キャンパスで開かれた「オール学習院の集い」に皇太子さまと愛子さまと揃って来場された。盲導犬体験ができるアイメイト協会のブースでは、雅子さまと愛子さまが微笑ましく言葉を交わす姿が見られた。そんな快復のめざましい雅子さまだが、新時代の到来に不安は残る。
「美智子さまは年間約340件の公務をこなされましたが、雅子さまは現在年60件ほどです。ご快復とともに徐々に公務を増やしていますが、新皇后としてどれほどの貢献ができるかは未知数です」(皇室記者)
そんな雅子さまにとって救いとなるのは、他ならぬ美智子さまである。
「民間から皇太子妃として嫁がれたのは、長い歴史のなかで美智子さまと雅子さまの2人だけ。美智子さまは自らと同じ境遇にある雅子さまの苦難を思いやりつつ、見守られてきました。抜群のキャリアがあり語学も堪能な雅子さまを、美智子さまは新時代の皇室にふさわしいと大いに期待されているでしょう」(宮内庁関係者)
4月2日に皇居内で開催された「天皇陛下の即位30年と両陛下の結婚60年を祝う音楽会」の席上でも、美智子さまと雅子さまが談笑する姿が見られた。「国母」ともいえる美智子さまのサポートは、雅子さまにとって大きな力となるはずだ。
大きな希望と不安を抱えて、「令和皇室」の幕が開く。
※女性セブン2019年5月9・16日号