3人の東京五輪出場枠を巡って熾烈な争いが繰り広げられている女子マラソン。注目を集めているのは2人の美女ランナーだ。
1人は岩出玲亜(24)。今年の名古屋ウィメンズマラソン(3月10日)では日本人最高の5位(2時間23分52秒)だった。
「レース前に所属先の社長に『日本新を出したら(日本実業団陸上連合からの報奨金1億円以外に)1億円ください』と“おねだり”して承諾されていた。日本新まではいかなかったが、自己ベストを更新。とにかくハートが強い」(陸上連合関係者)
もう1人は“ダークホース”の鈴木亜由子(27)。
「昨年長距離からマラソンに転向し、フル初挑戦の北海道マラソン(2018年8月)でいきなり優勝するという鮮烈デビューを飾った。高校から実業団に進む女子選手が多いなか、鈴木は名古屋大卒の才女でもあり、その美貌とともに注目を集めています」(同前)
タイムはまだ2時間28分32秒と岩出に水をあけられているが、2月にはハーフマラソンで日本歴代3位をマーク。トラックで鍛えた爆発力が武器の鈴木がMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)で“下克上”を起こすか。
※週刊ポスト2019年5月17・24日号