国内

皇太子時代の陛下、「少し飲みますか」と職員誘う気さくさ

「即位後朝見の儀」でお言葉を述べられる新天皇陛下(時事通信フォト)

 5月1日、新天皇の即位に伴う国事行為「剣璽等承継の儀」「即位後朝見の儀」が執り行なわれ、令和の時代が幕を開けた。

「従来の改元は、天皇崩御に伴う御代替わり直後でした。昭和から平成への改元についても、悲しみのなか行なわれました。しかし今回は祝賀ムードに溢れました」(皇室ジャーナリスト・山下晋司氏)

 1960(昭和35)年、天皇陛下は皇太子同妃両殿下(現・上皇上皇后両陛下)の第一子として御誕生。学習院大学卒業後は英オックスフォード大学に留学し、水運の研究に取り組まれた。テニス、登山、ビオラ演奏と趣味は多彩。誰に対しても等しく気を配られ、温厚なお人柄は広く国民が知るところである。

「陛下が皇太子時代の1991年、宮内庁職員だった私は、モロッコ・英国御訪問に同行させていただきました。帰国した夜、東宮仮御所で偶然お会いすると、『少し飲みますか』と声をかけてくださいました。お疲れのはずなのに気遣ってくださったことは忘れられません」(山下氏)

 1993年に外務省勤務だった皇后陛下と御結婚し、2001年には愛子内親王が誕生する。その2年後から皇后陛下は体調を崩されるが、「ぼくが一生全力でお守りします」というプロポーズの言葉の通り、家庭を支えながら陛下はお一人で公務をこなされてきた。最近は、皇后陛下のお出ましの機会も増えている。

関連記事

トピックス

フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
新年度も順調に仕事を増やし続けている森香澄
《各方面から引っ張りだこ》森香澄、“あざとかわいい”だけじゃない「実はすごいアナウンス力」、「SNSの使い方はピカイチ」
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン