国内

一般参賀での紀子さまのドレス「雅子さまと同系色」に驚き

一般参賀では多くの国民から割れんばかりの歓声が起きた(撮影/横田紋子)

 昼過ぎには気温が25℃に迫り、爽やかな五月晴れだったのが一転、東の空から黒い雲が現れ、遠雷も響いた。

 5月4日、皇居・宮殿で天皇陛下のご即位を祝う一般参賀が行われた。天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方が宮殿・長和殿のベランダに立たれ、眼下の東庭を埋め尽くす参賀者の祝意に笑顔で応えられた。

 最終6回目のお出ましは午後3時からの予定だったが、その前から冷たい風が吹き始め、天候を考慮してか10分前倒しになった。そして、皇族方が退出されるタイミングを見計らったように、パラパラと小雨が降り始めた。

 その日の参賀者は14万人超。昭和から平成への御代がわりの時より3万人上回った。元宮内庁職員で、皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう振り返る。

「ご退位に伴う御代がわりだったため、社会全体が明るい雰囲気で、皇室への関心が高まった印象を受けました。多くの人が一般参賀に足を運んだのも、新しい両陛下に親しみを感じている人がそれだけ多いということでしょう」

 広場にはピンクの文字で《佳子さま》と書かれたうちわを持った参賀者も見られ、「皇室と国民の関係がよりフラットになった新時代の到来を期待させられた」(皇室記者)という。

 新皇后になられた雅子さまは、鮮やかなイエローのドレスに身を包まれた。25年前のご婚約会見の時と同じで、雅子さまにとっては、いわゆる“勝負カラー”だ。

「雅子さまのドレスは首元に趣向を凝らした刺繍が施されたもので、おそらく新調されたのでしょう。

 ところで、どうしても気になったのは、お隣に立たれた秋篠宮妃、紀子さまのアイボリーのドレスでした。肉眼で見ると薄いイエローがかっていて、雅子さまのドレスと同系色に見えた。通例では、皇后さまのドレスの色とかぶらないように各妃殿下が調整されることになっているので、これには心底驚きました。また、お手振りの際には紀子さまが雅子さまの一歩前に出ていたようにも見え、より目立っていらっしゃいました」(前出・皇室記者)

※女性セブン2019年5月23日号

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン