昨年10月、築地市場の約1.7倍の広さになってオープンした豊洲市場。当初は大混雑だった見学者向けの施設や飲食店も少しずつ落ち着き、訪れるなら今がチャンスだ。
そんな豊洲市場の『魚がし横丁』には、プロ御用達の食品や日用品の専門店がずらり。スーパーでは出合えない逸品ばかりで、お土産にも最適。そこで、豊洲市場のおすすめお土産を紹介しよう。
◆跳ね鯛 豊洲本店
住所:水産仲卸売場棟4階
営業時間:6:30~13:30
『銀ひらす弁当』648円
脂ののったひらすを照り焼きにした一番人気の商品。
ボリュームたっぷりで、観光客のみならず市場で働く人達からも絶大な支持を受けている。「厳選した材料でも、価格はギリギリまで抑えています」と支配人の宮前淳一さん。
築地・豊洲市場を週に3~4回は訪れ、自身のブログ『春は築地で朝ごはん』で飲食情報などを発信している、つきじろうさんは、「単品のお惣菜やおでんは、おつまみにもぴったりです」と絶賛する。
◆KOTOBUKIフーズ
住所:水産仲卸売場棟4階
営業時間:5:00~13:00
世界各地の造り手から直輸入したこだわりのチーズを300種程取り扱い、店頭には150種以上が並ぶ。チーズ愛好家や飲食店からの買い付けも多い。
「おいしい食べ方やその日のおすすめを聞いてみて」(つきじろうさん)
塩気とまろやかさの絶妙なバランス。ブルーチーズの中で一番人気の『ゴルゴンゾーラ マスカルポーネ』は100g 930円から。
◆丸武
住所:水産仲卸売場棟4階
営業時間:4:30~14:30
熟練職人が秘伝のだしで焼き上げる定番の『玉子焼』は、毎日直送される新鮮な卵を使用。ねぎ、のり、えび、三つ葉などの具が入った『厚焼玉子』や、豊洲限定のチーズバージョン『玉子サンド』(250円)も人気。
だしの旨味が効いた名物の卵焼きは料亭や寿司店も御用達。ずっしりとしたボリュームと上品な甘さが特徴。『厚焼玉子』620円。
◆蔵乃屋
住所:水産仲卸売場棟4階
営業時間:6:00~15:00
みそと米糀を使った商品を販売する、築地にはなかった新店舗。北海道から九州まで、全国各地の12種類のみそが、試食をしてから購入できる。
江東区・豊洲エリアのお役立ち情報サイト『とよすと』を運営する、とよすとさんは、「お値段が手頃で、少量から買えるのもうれしいポイント」と話す。
また、店主の中村さんは、「おすすめの大江戸甘みそは糀の甘さが特徴。とん汁、野菜を具材にしたみそ汁に合いますよ」。
撮影/玉井幹郎
※女性セブン2019年5月23日号