昨年10月、築地市場の約1.7倍の広さになってオープンした豊洲市場。当初は大混雑だった見学者向けの施設や飲食店も少しずつ落ち着き、訪れるなら今がチャンスだ。
そこで、築地・豊洲市場を週に3~4回は訪れ、自身のブログ『春は築地で朝ごはん』で飲食情報などを発信しているつきじろうさん、江東区・豊洲エリアのお役立ち情報サイト『とよすと』を運営しているとよすとさん、一般社団法人大日本水産会魚食普及推進センター課長で豊洲市場のマルシェで、魚料理の教室などを開催している早武忠利さんの3人のプロに質問を投げかけてみた。
まず、豊洲に移転して何が変わったの?
「豊洲市場は安全性や衛生面が強化され、見学コースなど“見せる市場”としての設備も充実しました」(早武さん)
ちなみに移転したのは場内市場だけなので、築地場外の飲食店やお土産店は今でも楽しめる。続いて、まぐろの競り見学はどこでやってるの?
「水産卸売場棟の見学者通路とデッキの2か所から見られます。5時半に始まる見学者デッキからの見学は、HPか電話で1か月前までに予約が必要。ぜひ早起きして、活気に満ちた雰囲気を味わってください」(とよすとさん)
では、何時に行くのがベスト?
「お昼頃に行ったら行列でご飯が食べられず、物販店舗も閉まっていて何もできなかった…という声をよく聞きます。楽しみたいなら遅くても9~10時までに行くのが正解です」(つきじろうさん)
最後に、飲食店はどれくらいあるの? 飲食店は3つの棟(水産仲卸売場棟、管理施設棟、青果棟)に分かれて、39店舗がある。日曜・祝日と、休市日は休業(HPを確認)。
支払いは現金のみの店も多いので要注意。
※女性セブン2019年5月23日号