昨年10月にオープンした豊洲市場。大混雑だったために、敬遠していた人もいるのでは? しかし、今は見学者向けの施設や飲食店も少しずつ落ち着き、訪れるなら今がチャンス。2020年東京五輪も目前に迫り、まだまだ開発が進む豊洲! 「お寿司とトレーニングが命!」というニッチロー’さんと巡って来ました!
◆中栄
「市場で働く忙しい人達のために、創業当時から早い、安い、旨いを提供しています。山盛りのキャベツにカレールーを絡めて食べるのが、中栄流なんですよ」(店主・円地政広さん)
かに、えび、帆立など魚介の旨味がたっぷり。『築地魚河岸シーフードカレー』は1000円!」
【店鋪情報】
水産仲卸 売場棟3階 5:00~14:00
◆晶
海鮮丼『六法』は、中央に大トロなどの魚の切り身とねぎとろ、かに身が盛られ、周りをいくらとうにが囲むという贅沢な一品。いくらの上にちりばめられたうには、産地や製法が違う2種類以上を使用。食べ比べができるのもここならでは。魚介のあらで取ったごまの香り豊かなだしをかけると、風味が何倍にも増す。
「握りはネタによってしょうゆや塩を使い分け、味を付けて出しています」(板前・小野岡さん)
【店鋪情報】
水産仲卸売場棟3階 6:00~15:00
◆岩佐寿し
毎日8~10種類仕入れる貝は、目利きの仲買人でもある女将さんが厳選した、その日一番のネタばかり。貝が堪能できる握り、『貝づくし』(4320円)も評判。
自身のブログ『春は築地で朝ごはん』で飲食情報などを発信しているつきじろうさんはこう評する。
「あおやぎや生とり貝など天然の甘みたっぷりの珍しい貝を、ぜひ味わってください」
この日のおまかせには旬の天然かつおが。『店長おまかせにぎり』4320円でした!
【店鋪情報】
水産仲卸売場棟3階 6:00~15:00
◆センリ軒
大正3年から営業する喫茶店は、市場内で数少ない休憩スポット。コロンビア産のコーヒー豆をブレンドした風味豊かな『ミルコーソフトクリーム』は、豊洲への移転をきっかけに25年振りに復活した。ピザトーストやかつサンドなどの、食事メニューも人気。
江東区・豊洲エリアのお役立ち情報サイト『とよすと』を運営しているとよすとさんはこう語る。
「口の中にコーヒーの香りが広がります。甘すぎず、食後にもイケますよ」
『ミルコーソフトクリーム』450円も人気!
【店鋪情報】
水産仲卸売場棟3階 5:00~13:00
撮影/玉井幹郎
※女性セブン2019年5月23日号