スポーツ

巨人に松井秀喜監督待望論 ヘッドコーチの座は空いている

昨年、巨人対MLB選抜の試合で原監督(左)らと談笑する松井秀喜氏(=右。写真:時事通信フォト)

 5月10日の『news zero』(日本テレビ系)で、昨年まで読売ジャイアンツの監督を務めていた高橋由伸氏がニューヨークを訪れ、ヤンキースタジアムで松井秀喜氏と対談した模様が放送された。

 高橋氏が巨人に入団した1998年、24歳を迎える6年目の松井氏は初めて本塁打、打点のタイトルに輝いた。2000年、2002年にも2冠王を奪取し、チームを日本一に導いている。

 先輩の松井氏が高橋氏の監督時代について「去年までの3年間の大変さを学んでみたい。学んでみたいというか聞いてみたい」と話を振ると、高橋氏が「大変だなと思っていたでしょ?」と返し、松井氏「大変だなと思っていたね」と答えた。

 続けて、松井氏は「引き受けた時期が気の毒でした」とベテランが衰えて戦力の過渡期に監督を務めた高橋氏を慮った。自身の監督就任については、「現時点では考えていない」と否定したものの、未だに待望論は絶えない。野球担当記者が話す。

「松井さんの監督就任は、数年前までは絶対にないと思っていましたが、最近は軟化してきている印象です。昔ならテレビのインタビューで触れられることすら嫌がっていましたから。ただ、かつての長嶋茂雄氏や高橋由伸氏のように“戦力の過渡期”に監督は務めたくないでしょう。いくら周囲が監督就任を歓迎したところで、勝てなければ叩かれるということは、松井氏自身が誰よりもよく知っている。

 引退からもうすぐ7年が経ち、グランドの外から野球を見られたし、巨人の臨時コーチやヤンキースのゼネラルマネジャー特別アドバイザーという立場ではありますが、指導者経験もできた。巨人とは限らないが、いずれユニフォームを着たいという気持ちは野球人なら誰でもあるでしょう」

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
国技館
「溜席の着物美人」が相撲ブームで変わりゆく観戦風景をどう見るか語った 「贔屓力士の応援ではなく、勝った力士への拍手を」「相撲観戦には着物姿が一番相応しい」
NEWSポストセブン
(左から)「ガクヅケ」木田さんと「きしたかの」の高野正成さん
《後輩が楽屋泥棒の反響》『水ダウ』“2024年ダマされ王”に輝いたお笑いコンビきしたかの・高野正成が初めて明かした「好感度爆上げドッキリで涙」の意外な真相と代償
NEWSポストセブン
前田亜季と2歳年上の姉・前田愛
《日曜劇場『キャスター』出演》不惑を迎える“元チャイドル”前田亜季が姉・前田愛と「会う度にケンカ」の不仲だった過去
NEWSポストセブン
フィリピン人女性監督が描いた「日本人の孤独死」、主演はリリー・フランキー(©︎「Diamonds in the Sand」Film Partners)
なぜ「孤独死」は日本で起こるのか? フィリピン人女性監督が問いかける日本人的な「仕事中心の価値観」
NEWSポストセブン
timelesz加入後、爆発的な人気を誇る寺西拓人
「ミュージカルの王子様なのです」timelesz・寺西拓人の魅力とこれまでの歩み 山田美保子さんが“追い続けた12年”を振り返る
女性セブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《私が撮られてしまい…》永野芽郁がドラマ『キャスター』打ち上げで“自虐スピーチ”、自ら会場を和ませる一幕も【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
(SNSより)
「誰かが私を殺そうとしているかも…」SNS配信中に女性インフルエンサー撃たれる、性別を理由に殺害する“フェミサイド事件”か【メキシコ・ライバー殺害事件】
NEWSポストセブン
電撃引退を発表した西内まりや(時事通信)
電撃引退の西内まりや、直前の「地上波復帰CMオファー」も断っていた…「身内のトラブル」で身を引いた「強烈な覚悟」
NEWSポストセブン
女性2人組によるYouTubeチャンネル「びっちちゃん。」
《2人組YouTuber「びっちちゃん。」インタビュー》経験人数800人超え&100人超えでも“病まない”ワケ「依存心がないのって、たぶん自分のことが好きだから」
NEWSポストセブン
入院された上皇さまの付き添いをする美智子さま(2024年3月、長野県軽井沢町。撮影/JMPA)
美智子さま、入院された上皇さまのために連日300分近い長時間の付き添い 並大抵ではない“支える”という一念、雅子さまへと受け継がれる“一途な愛”
女性セブン
交際が伝えられていた元乃木坂46・白石麻衣(32)とtimelesz・菊池風磨(30)
《“結婚は5年封印”受け入れる献身》白石麻衣、菊池風磨の自宅マンションに「黒ずくめ変装」の通い愛、「子供好き」な本人が胸に秘めた思い
NEWSポストセブン