ライフ

天橋立から西舞鶴まで懐石料理を堪能できる「丹後くろまつ号」

車内ではアテンダントが給仕のほか、ガイドもしてくれる

舌と目で京都を味わう「丹後くろまつ号」

 京都府の天橋立駅から西舞鶴駅まで約2時間かけて走行する「丹後くろまつ号 ランチコース」(京都丹後鉄道)は、懐石料理を堪能できる人気コース。「天橋立ホテル」が手掛ける、地元の食材をふんだんに使った料理に舌鼓を打ちながら、沿線の風光明媚な絶景を満喫できる。ランチコースで提供されている「天橋立八寸」は、季節の胡麻豆腐やカレイの西京焼などが盛り込まれ、お造り、蟹身や蟹味噌餡を使った温物、新鮮な魚介類の竹筒海海鮮蒸し、へしこ茶漬け、デザートで構成された懐石料理だ。

 八寸は日本三景に数えられる天橋立をイメージした形の器で供され、お造りは氷の上に盛りつけるなど、目と舌で楽しめる趣向が凝らされている。そのため、見た目の美しい料理がアテンダントから一品ずつ運ばれるたびに乗客から歓声が上がる。列車は工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザイン。車内には天然木が贅沢に使われ、落ち着いた雰囲気が旅情を深める。

見事な懐石料理が楽しめる

 食事だけで無く車窓からの風景も見逃せない。長さ550メートル、大正13(1924)年に完成した赤さび色の鉄橋「由良川橋梁」では徐行し、絶景を堪能。車内アテンダントが給仕のほか沿線の見所や歴史をガイドしてくれる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
【薬物検査どころじゃなかった】広末涼子容疑者「体を丸めて会話拒む」「指示に従わず暴れ…」取り調べ室の中の異様な光景 現在は落ち着き、いよいよ検査可能な状態に
NEWSポストセブン
運転中の広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
《広末涼子の男性同乗者》事故を起こしたジープは“自称マネージャー”のクルマだった「独立直後から彼女を支える関係」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
《病院の中をウロウロ…挙動不審》広末涼子容疑者、逮捕前に「薬コンプリート!」「あーー逃げたい」など体調不良を吐露していた苦悩…看護師の左足を蹴る
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
【広末涼子容疑者が追突事故】「フワーッと交差点に入る」関係者が語った“危なっかしい運転”《15年前にも「追突」の事故歴》
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン