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東京五輪の最終聖火ランナー 915人調査結果と大本命の名

世界に誇るイチローが最終ランナー?(Sipa USA/時事通信フォト)

 東京五輪まで1年あまり、早くも日本中がお祭りムードに包まれつつある。5月9日に観戦チケットの申し込みが始まると、専用サイトには初日だけで130万人が殺到し、アクセスできなくなる事態が発生した。最も人気が集中すると見られるのが、「開会式」である。

「狂言師の野村萬斎氏が演出統括を務め、伝統芸能から最先端カルチャーまでを融合したインパクトある演出が期待される。なかでも注目は、誰が聖火台に火を灯す最終ランナーを務めるかです」(テレビ局スポーツ担当)

 聖火は来年3月12日、ギリシャのオリンピアで採火され、20日に宮城県に到着する。岩手、福島を含む東日本大震災被災3県で「復興の火」として展示されたあと、福島・Jヴィレッジからリレーをスタート。7月24日の開会式まで、47都道府県を約1万人が繋いでいく。

 開会式で聖火台に点火する最終ランナーは、歴代その国を代表するアスリートが務めてきた。1996年アトランタ五輪でモハメド・アリがパーキンソン病の震える手で点火した瞬間など、数々の名場面が記憶に残る。日本では1964年東京五輪で陸上選手の坂井義則氏が、1998年長野五輪でフィギュアスケートの伊藤みどり氏が最終ランナーを務めた。

 来年は誰がその大役を担うのか。スポーツ紙東京五輪チーフキャップはこう語る。

「最終ランナーは当日まで秘密にされるのが慣例ですが、森喜朗会長はじめ五輪組織委員会がすでに候補者を絞り込み、国や東京都と調整中と聞いています。

 3月には聖火リレーを盛り上げる公式アンバサダーに、柔道五輪3連覇の野村忠宏が就くと発表されました。彼は最終ランナーの有力候補とされていただけに、“ではいったい誰になるんだ”とさまざまな名前が飛び交っています」

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