何かとサインをする機会が多いプロスポーツ選手。その筆跡には共通する特徴がよく見られるのだが、それは書いた人の性格や人柄を反映しているからだという。筆跡診断士であり、国内では数少ない筆跡アドバイザーとして活躍する書家の高橋史氏が、プロ野球読売巨人軍で四番をつとめた2人、松井秀喜氏と原辰徳氏の筆跡から、その人となりとリーダーとしての資質を診断した。
◆松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー)直筆のサイン
【総評】「リーダーシップがあり、監督に向いている人の筆跡です。とても控えめな方とお聞きしますが、ひとたび監督のイスに座れば、素晴らしい活躍をされるでしょう」(高橋史氏、以下同)
【1】突き出た縦線が全体の3分の1以上を占める筆跡は、統率力や指導力に優れたリーダーシップの持ち主に多い。
【2】左に突出した横線の長い人は、頭の回転が速いタイプ。