美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長が世の中の様々な話題に、思いのままに提言をしていくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、院長の別荘の防衛と国防についてお話をうかがいました。
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──前回はゴールデンウィーク中、院長の別荘に空き巣が入った件について、お話をうかがいました。別荘のセキュリティー強化も進んだようですね?
高須:そう。「危険 高電圧」っていうプレートを出したんだよ。まさに専守防衛。もちろん、こちらから盗っ人に攻め込んでいくなんてことはありえないからね(笑い)。
そのプレートの写真をツイッターにアップしたら、対人の電気柵は認められていないのでは?という指摘がきたけど、心配ご無用。そういったこともちゃんと理解したうえでの防衛策だからね。ぼくの別荘の近くにはアライグマやらハクビシンやらがよく出るんだよ。庭では高級な芝生を育成しているから、その芝生を野獣たちに荒らされないようにするための電気柵ということだね。何の問題もないよ。
──ツイッターでは、高電圧でけが人が出たら、院長の責任問題になるのでは?という心配の投稿をするネットユーザーもいました。
高須:もしも事故が起きてしまったら、ぼくがちゃんと責任を取る。当然、その覚悟はある。でも、そういったリスクを負ってでも、本当に避けなくてはならないことは、ぼくが侵入者によって傷つけられることだからね。自分の命は自分で守る。当然のことだよ。
今回の空き巣被害で、自分で自分を守ることの重要性を本当に痛感したんだよ。それなりのセキュリティーシステムを導入しているから、それで大丈夫だということではない。攻め込んでこようと考えている連中は、すべてを突破する気で攻め込んでくるんだ。「これくらいで大丈夫だろう」なんて甘く考えていたら、絶対に破られる。もっと本気で自分を守らないといけない。
これはおそらく国防とも共通することだよ。仮に戦争を仕掛けてくる国があったとしたら、絶対に勝つつもりで攻め込んでくる。もちろん相手の国がどれくらいの防衛力を持っているのかも把握したうえで、勝つつもりで攻めるということ。つまり、絶対に勝てると踏んでいる。イチかバチかで攻めてくる国なんてないんだよ。
だから、本当に国を守りたいのであれば、仮に戦争になってもしっかり勝てるくらいの防衛力を持っていなければならない。どうせ日本は戦争をしない国なんだから…なんて余裕でいられるわけがない。今の日本は果たして負けないだけの防衛力があるのだろうかと考えると、どうなんだろうね。本当に十分なのかなあ? ちょっと難しいところかもしれない。
──とはいえ、現在の日本政府は、防衛力整備に積極的です。