“山ちゃん”こと南海キャンディーズの山里亮太が5日、女優の蒼井優との結婚を発表。“モテない芸人”のリーダー格だった彼が結婚することで、勢力図はどう変わるのか?
異色カップル誕生のきっかけは、相方の“しずちゃん”こと山崎静代だった。しずちゃんと蒼井は大ヒット映画『フラガール』(2006年)で共演したことがきっかけで友人となり、山里はしずちゃんを介して蒼井と食事するように。蒼井はこれまで多くの俳優と恋の噂が流れた”恋多き女”だったが、最終的にゴールインまでこぎ着けたのは山里だった。
山里は5日の記者会見で、「モテてない事実は、ずっとある」「これからもチャラチャラとモテてる人に怒りは持つと思う」などと、モテないキャラを貫く意志を示したが、これからもモテない芸人としてやっていくことが果たして可能なのか? お笑い業界に詳しいフリーライターは言う。
「言うまでもありませんが、山里が今後、モテないアピールをしても残念ながら説得力はほとんどないでしょう。確かに彼はこれまでモテないキャラでやってきましたが、すでにそれは“終わった話”。漫才やフリートークはもちろん、MCもでき、ラジオやエッセーもこなせる山里は関係者の評価も高く、モテないキャラを続けなくても彼を使いたい人間はいくらでもいます。この結婚によっても仕事のオファーは増えるでしょうから、しばらくは“のろけキャラ”でいくことになるんじゃないでしょうか」
◆山里に続く“モテない芸人”は現れるのか?
これまで散々、モテないことをアピールしてきた山里。会見では頑なに“ビジネス非モテ”を否定したが、彼を含むモテない芸人は本当にモテないのか?
「オードリー若林(正恭)が典型的な例ですが、芸人の”モテない””女性が苦手”というのは、話半分に聞いたほうがいいでしょう。若林はことあるごとに“人見知り”“女性と話すのが苦手”と言っていましたが、実際には女優の南沢奈央と付き合っていました(その後、破局)。
お笑い芸人のファンは圧倒的に女性です。かなりマイナーな芸人でも女性ファンは必ずいるもの。ましてテレビに出るような売れっ子芸人に女性ファンがいないはずがありません。今のように好感度が高まる前の出川哲朗も、かつてバラエティー番組で“ずっとモテモテだった”と告白したことがあります。芸人たちがモテないアピールをするのは、その方がネタにもなるし世間の印象がいいからですよ」(前出・フリーライター)