宝くじと並んで、根強い人気があるのがスポーツくじだ。毎回、BIGやtotoのくじを買うことで、サッカーの試合観戦を楽しんでいる人も多いだろう。ニッセイ基礎研究所上席研究員の篠原拓也氏が、BIGやtotoの当せん確率について考察する。
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春から夏、秋にかけて、さまざまなスポーツが花盛りだ。毎週末、野球やサッカーをはじめ、たくさんのゲームが行われている。今年秋には、ラグビーのワールドカップ日本大会、来年夏にはオリンピック、パラリンピック東京大会が開催予定だ。
スポーツのうち、サッカーの試合観戦に花を添えているのがスポーツくじだ。くじには、いくつかの種類がある。大きく分けると、コンピュータがランダムに試合結果を選択するBIGと、くじを買う人が試合結果を予想するtotoがある。
宝くじと同じように、単純にくじとして楽しみたいという人にはBIG、対戦する両チームの戦力分析をしたり、過去の対戦成績をみたりしながら、試合結果の予想を楽しみたいという人にはtotoが、オススメとなる。
それでは、BIGやtotoで当せんの確率を上げたいと思ったらどうすればよいだろうか? 当せんの確率について、すこし考えてみることにしたい。なお、あらかじめお断りしておくが、筆者はスポーツ評論家ではなく、サッカーについて一般的な知識しかもっていない。したがって、特定のチームの戦力や、チーム間の対戦成績などをもとに、専門的な予想を述べることはできない。あくまで、統計的な確率だけを頼りに、考えていくことにする。