『万葉集』に収められた『梅花の歌三十二首』の序文が新元号“令和”の引用元と発表されて以来、一躍脚光を浴びているのが福岡・太宰府だ。そんな福岡のグルメといえば、ズバリ屋台!
夜6時を過ぎた頃から街角に続々と現れる屋台は、福岡の夜に欠かせない。『NASSE福岡』編集長の田邊早苗さんはこう言う。
「天神・中洲・長浜に多く、特に中洲の那珂川沿いは風情たっぷり。ラーメン以外にも多彩なメニューがあり、地元の人で賑わうお店がおすすめです」。
◆小金ちゃん
住所:福岡市中央区天神2 天神三井ビル裏 ホテルモントレ ラ・スール福岡前
定休日:木・日曜
豚骨スープとソースで炒めた濃厚な『焼きラーメン』(750円)は、屋台の名物メニュー。ここは発祥の店として、早い時間から行列が絶えない。『めんたい玉子焼き』(700円)は、プチッと弾ける明太子とふわふわの卵が絶妙だ。
フリーアナウンサーで博多出身の堤信子さんはこう語る。「局アナ時代に友人を連れて通いました。ホッとする故郷の味」