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熟年夫婦がしてはいけないこと 毎日一緒の食事やペット飼育

寝室を別にするぐらいではダメ(イラスト/藤井昌子)

 長年連れ添った夫婦でも、夫が働いているうちは一緒に過ごす時間はそれほど多くなかった。しかしリタイアした途端に夫婦だけの時間が延々と続く。それは、夫婦水入らずの幸せのはずだが、時として息苦しさを伴うこともある。

 熟年夫婦のストレスを緩和するためには、「絶妙な距離感」と「生活の工夫」が必要だ。

◆毎日一緒の夕食は妻の負担が増す

 元メーカー勤務のAさん(64)は「朝食は一緒、夕食は別々」にしている。

「定年後に嘱託で仕事をしていますが、“夕飯は別々に”と決めています。現役時代はとても夕食時には帰ることができなかったが、今はだいたい帰宅できる。

 しかし妻にとっては“夕食のメニューをどうするか”“夫は何時頃帰ってくるのか”と考えるのが負担になるようなんです。そのかわり、毎朝決まった時間に二人で朝食を取るように決めています。夕食を共にするのは土日くらいですね。妻も、気軽に友人とお酒を飲みに出かけられると満足気です」

◆台所に並んで立つことがケンカの種に

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