女優・土屋太鳳(24才)の姉・土屋炎伽(ほのか・26才)が3日、「ミス・ジャパン2019」東京大会の最終選考会で東京代表の座を射止めた。会場には忙しい合間を縫って太鳳も駆けつけた。
「炎伽さんは明治大学卒業後、富士通に就職しましたが、この4月に退社。水面下ではすでに芸能界デビューの話が進んでいて、土屋家は3きょうだい全員が芸能界入りすることになりそうです」(芸能関係者)
実は太鳳の弟である土屋神葉(しんば・23才)は人気声優。都内の大学在学中の2016年に声優デビューし、2017年にはテレビアニメ『ボールルームへようこそ』(MBS)で初主演。今年3月にはハリウッド映画『バンブルビー』の日本語吹き替えで、太鳳と初共演を果たしている。
「父親は飲食店のほか、イベントやパーティー会場のレンタル会社を経営しています。両親とも音大出身なので、子供たちがそろって芸能界入りしたのは、その影響かもしれません」(別の芸能関係者)
とりわけ大きかったのは、母親の教育だったという。
「お母さんは小柄でメガネをかけていて、かわいくておとなしい感じの人。すごく教育熱心で、子供たちが小さい頃から習い事をたくさんさせていました。特に力を入れていたのが日本舞踊で、3人ともかなり本気で打ち込んでいましたね。幼い頃から厳しく指導されていたからか、全員すごく礼儀正しくて。近所では“美形3きょうだい”としても評判でした」(近隣住民)
太鳳は芸能界入りした後も母親に全幅の信頼を置き、今でも親を頼ることが少なくないという。
「ドラマなどの出演オファーがあると必ずお母さんに相談し、衣装選びの時も写真をお母さんに送っているそうです。スタイリストやスタッフからは“実力派ステージママ!”なんて声も聞かれるほど。太鳳さんのブログには、“母の言葉”とか、お母さんとの思い出話がよく出てきます」(ドラマ制作スタッフ)
そのブログのなかには、こんな一節がある。
《私の父と母は、夢を分かりやすくはつかめなかったんです。父は家の事情で、母は別の事情で、挫折というよりもっと、心の傷に近いのかなと思います。そして、とても苦労して私達を育ててくれました》
長女の炎伽は冒頭の選考会で、「妹と弟と共演するのが大きな夢」と語った。それは母親が3きょうだいに託した夢なのかもしれない。
※女性セブン2019年6月27日号