今よりもタイムを速くしたい、もっと楽しく走りたい──そう願う子供たちに向けた様々な“かけっこお役立ちグッズ”が注目されている。
スポーツメーカーのミズノから、まるで特撮ヒーローの変身ベルトのようなグッズが発表されている。
1つはかけっこコーチングギア『ダッシュドライバーゼクー』で、これは正しいフォームを身につけるためのもの。
「これを手首につけ、前後に腕を振ると、ヒーローが走っているかのような音が鳴ります。効果音が鳴ったら、正しく走れている証拠。リズムのいい音を鳴らしていくうちに速く走ることのできるフォームが身につくのです」(ミズノ広報担当者)
もう1つは足(膝の“お皿”の下)に装着する『ダッシュビート』。
「これをつけ、後ろ足で蹴り上げるように走ると、速く走るための足の動かし方が身につきます。筑波大学と共同研究して、使用した93%の子供たちの走りが速くなりました」(同担当者)
いずれも遊び感覚でできると評判だ。
またかけっこでは靴や靴下も大切だ。靴メーカーのムーンスターからは、速く走るための特殊ゴムを搭載した靴『スーパースター』が発売されている。
「地面を踏み込む時の力を蓄積し、蹴り出す時にそれを推進力に変える独自機能(「パワーバネ」)を備えています。運動会でも目立つ、明るい単色カラーが人気です」(ムーンスター広報担当者)
一方、ジュニア専用ソックスブランド『ソックスター』(クロスブレイス)は、子供のかけっこを靴下でサポート。
「『驚異のグリップ力』を始めとする3つの機能で、パフォーマンスアップだけではなく、正しい土踏まずの形成やケガの予防も期待できます」(ソックスター広報担当)
タイムをあげるには正しいフォームが必要。なおかつ、かっこよくおしゃれなものであれば、子供たちはかけっこがもっと好きになるはずだ。
※女性セブン2019年6月27日号