「ねぇねぇ、聞いてよ! 実は先月、すごい浪費しちゃってさ…」
「えっ、何に?」
「実はウーバーイーツ代が18万円だったの…」
6月上旬のある日、都内のカフェでこんな話をしていたのは、モデルでタレントの滝沢カレン(27才)だ。
ウーバーイーツとは2016年に日本に上陸した米国発のフードデリバリーサービス。国内に4000点以上の提携店があり、配車アプリ「ウーバー」のスタッフが配達を行うため、これまで宅配機能を持たなかった飲食店のメニューを届けてもらえることで人気を博している。
「長蛇の列ができる人気店のメニューも、アプリを使って簡単にお取り寄せできることから、ハマる人が急増中。同じようなサービスを提供する会社も増え、今は空前のデリバリーブームです」(流通ジャーナリスト)
それにしても、ひとり暮らしの滝沢のデリバリー代が月18万円とは、いったいどんなものを注文しているのか。
「彼女は体形維持のために、炭水化物をなるべく摂らない生活をしているんだとか。1人分のサラダの材料をそろえるのは大変なので、ほぼ毎日デリバリーを利用しているそうです。
レストランに行けばついついほかの人が食べているのを見て、自分もパスタやご飯を注文したくなるけど、その心配もないですし。ほかにもクレンズジュースを頼んだり、スタッフの差し入れ用に人気のタピオカドリンクを大量注文したりもしているようですよ」(滝沢の知人)
滝沢のあのスリム体形は、ウーバーイーツが支えているということか。
ただし、利用に際しては「1500円以上」といった下限金額が決まっていたり、値段が割高だったりして、店で食べるよりも高くつく場合が多いという。それでも、芸能界にはウーバーイーツ愛用者が数多い。
きゃりーぱみゅぱみゅ(26才)は、大雨で配達員が足りなくなり、ウーバーイーツの受付に制限がかかった際、自身のツイッターに《こうゆう天気の日ウーバーイーツ全滅して悲しい》とツイート。
伊勢谷友介(43才)は『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した際、ウーバーイーツを「偽名」で利用していることを告白。聞き手の櫻井翔(37才)も、自分が芸能人だとバレないように「すごくまばたきする人として表情を変えながら対応した」と明かした。
「芸能人には伊勢谷さんのように偽名で登録している人が多い。ナインティナインの岡村隆史さん(48才)はラジオ番組で、“玄関に置いておくように頼めば配達員と会わなくていい”という“裏技”を披露していました」(芸能関係者)
便利だけど、使い方には要注意のようだ。
※女性セブン2019年7月4日号