7月が近づき、民放各局の女子アナの「初鳴き」(最初のアナウンス)が近づいてきたが、今年は異例の事態が起きている。
テレビ朝日の朝看板番組『羽鳥慎一モーニングショー』で、入社式前の4月1日に斎藤ちはるアナが出演。同局の下村彩里アナも『報道STATION』のお天気コーナーに抜擢され、4月デビューを果たしたのだ。
この背景を女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「テレ朝は主力アナが相次いで退社し、即戦力が必要でした。斎藤アナのアナウンスぶりは先輩の山本雪乃アナも『落ち着いた声とキリッとした表情で素敵でした』と評していましたし、下村アナも堂々としていた」
入社早々の抜擢の理由は、彼女たちの経歴にある。斎藤は「乃木坂46」の元メンバー、下村はミス・インターナショナル日本代表大会に出場するなど、両者とも大舞台を経験した“玄人”なのだ。丸山氏は「今年は随一の世代」と解説する。