放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、ホットワードになった「闇営業」問題を建設的に解消する方法、孫世代にはやさしい“幸せな晩年”を味わった一週間を振り返る。
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【1】今週きこえてきたいろんな言葉。まさに“一寸先は闇営業”。闇とはまた怖い言葉だ。事務所を通さない直の仕事を関東では“ショクナイ”と昔から呼んだ。きっと“内職”を逆さに言ったものだろう。私も若き日はついていた先生に内緒でいろんなものを書いたりした。
ミッツ・マングローブがテレビで「うちのおじさん(徳光和夫)なんて局に黙ってショクナイで家まで建てちゃったわよ」
【2】私も考えた。折角宮迫が司会をやっているんだから入江プロデュースで緊急特番『ダメトーク・闇営業芸人』というのはいかがか。
【3】武道館ライブまで見に行くほど大好きなオードリーが私のラジオにやってきた。若林が不満たらたら「山里ふざけてますよネ。しずちゃんからも色々言われてて蒼井優はただの山里ファンだったんですから。早い話、山里はそのファンに手を出したんすよ」「アハハ、だったら原田龍二と同じだな」と私。このやりとりを耳にしたらしい山里、自分の深夜ラジオ番組で「そんな……オレ車持ってねぇし……」だと。10分で済ます気か。
【4】BSで月曜夜11時からやっている、玉袋筋太郎の『町中華で飲ろうぜ』がたまらない。ギョーザだレバニラだで毎回ビールの大瓶をグイッとやる。大瓶は633ml、グッと呑み干し「6・3・3は男の義務教育!」うまいこと言うなァ。