日本各地、時には海外を訪問し、分刻みのスケジュールをこなす天皇や皇族方の務めは“体力勝負”だ。ハードな公務を担うため、皇室には単なる体調管理以上の「肉体鍛錬法」がある。
愛子内親王は天皇譲りの俊足でならし、学習院初等科1年のときの運動会では、徒競走で1等に輝いた。
「バスケットボールなど球技も得意で、中等科3年の球技大会ではソフトボールに出場し、力強いスイングでヒットを重ねて打点も記録した。ポジションはショートでした。
大会前には、雅子さま相手に御用地で練習に励みました。実は雅子さまは、田園調布雙葉中学時代、有志を集めてソフトボール部を創部したほど。その後、アメリカのベルモント・ハイスクールに転校したときには、地元紙に〈スラッガー・マサコが活躍〉という記事が出たこともある」(皇室記者)
常に自分を律する立場にいる皇族方にとって、肉体の鍛錬もまた、重要な務めなのだ。
※週刊ポスト2019年7月5日号