多くの人気芸人が“無期限謹慎”となった闇営業問題。芸人それぞれの謝罪とともに賛否を巻き起こしているのが、同じ事務所の芸人たちの反応だ。
6月24日、関西ローカルの情報番組『ミント!』(MBS)に出演したたむらけんじは、「批判されることを覚悟で言うけれども」と前置きし、「一番悪いのは詐欺集団。SNSも含めて、そっちへの批判よりもミスした、犯罪も犯してない人たちへの批判のほうが多いというのは、世の中いま、どないなってんねんと思う」と発言。ツイッターでは、謹慎させられた芸人らを「かばうのか」と批判が巻き起こった。その翌日には、陣内智則がツイッターで「十分に反省した上でいつか謹慎が解けた際には、お笑い芸人として復帰が出来る環境をマスコミ各位、世間の皆さんが温かく迎えてもらえる時代である事を願います!」と投稿すると「今復帰の話をするのはおかしい」「陣内さんにはガッカリ」といった批判コメントが殺到した。
そんな中で、千原兄弟の千原ジュニアによる雨上がり決死隊・宮迫博之らへのコメントが「真っ当だ」として話題となった。
6月25日、ジュニアはレギュラー出演中の『ビビット』(TBS系、ジュニアは火曜日のみ出演)で、闇営業問題が取り上げられた際、宮迫の謝罪文にあった「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」という一文に辛辣な苦言を呈したのだ。特に「間接的ではありますが」の部分については「そんな言葉はいらない。本当に申し訳ございませんでした、だけでいい」とバッサリ。さらに、宮迫とロンドンブーツ1号2号の田村亮に対しては「(カラテカ・入江慎也の)先輩であるふたりがまず矢面に立って、質疑応答込みの会見を開くべきだった」「先輩としていかがなものか」と批判を展開したのだ。
吉本芸人は先輩後輩や同期など芸人仲間のつながりが強いことで知られるが、なぜジュニアは特に辛辣なコメントを放ったのか。