1950年に第1回が開催された「ミス日本」は、大女優から政治家、経営者、毒舌タレントまで、多士済々の受賞者を輩出し続けてきた。数多くの出場者の中から、今も各界で活躍するミス日本出身者を紹介しよう。
◆1950年 第1回グランプリ 山本富士子(87)
700人余りの応募者の中から満場一致で選出。受賞後、大映に入社。『金色夜叉』『夜の河』の大ヒットで看板女優に。大映退社後はテレビ、舞台で活躍戦後復興期に可憐に咲いた昭和を代表する美人女優。
◆1977年 第9回グランプリ 手塚圭子
東京大学医学部保健学科在学中に受賞。卒業後に博士号を取得、美容研究家としてテレビ、雑誌で活躍。現在、エステティック最大手のTBCグループ代表取締役。
◆1988年 第20回グランプリ玉井美香(叶美香)
『11PM』(日本テレビ系)カバーガールとして出演後、叶姉妹の妹として人気に。ライフスタイルプロデューサーを自任する。
◆1992年 第24回グランプリ 藤原紀香(47)
2016年、歌舞伎俳優の片岡愛之助と再婚。記念すべき50回を迎えた昨年は、「ミス日本の理念を体現した女性」として感謝状が送られた。
◆1996年 第28回フォトジェニック賞 西川史子(48)
大学在学中に受賞した同じ年、医師国家資格にも合格。女医の傍らタレントとしても活躍、キレのある発言で根強いファンを掴む。