約24年5か月ぶりの共演は実現するのか? 6月27日、野外フェスティバル『氣志團万博2019~房総ロックンロール最高びんびん物語~』に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演すると発表された。『氣志團万博』は9月14、15日に千葉県の袖ケ浦海浜公園で行なわれ、「新しい地図」の3人は15日に参戦する。
この日は田原俊彦も登場するため、ジャニーズ事務所の歴史を語る上で欠かせない4人が同じ日に揃うことになる。主催する氣志團のブッキング力に恐れ入るばかりだ。
田原は1976年8月にジャニーズ事務所に入所し、1979年10月開始のドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の生徒役として近藤真彦、野村義男とともにブレイク。1980年6月に『哀愁でいと』で歌手デビューし、2曲目の『ハッとして!Good』でジャニーズ事務所初の日本レコード大賞最優秀新人賞に輝いた。
1988年には、主演ドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ系)と主題歌『抱きしめてTONIGHT』が大ヒット。ジャニーズ事務所のタレントが連続ドラマの主演と主題歌を兼ねるスタイルは、田原の成功によって確立された。
SMAPはこの年に結成され、4月から『いつみ・加トちゃんのWAーッと集まれ!!』(フジ系)にレギュラー出演している。
SMAPと接点のなさそうに見える田原だが、同番組に4月24日を皮切りに3度出演し、新曲を歌っている。6月12日には、『抱きしめてTONIGHT』のイントロが流れると、スタジオの奥で一緒に踊る香取慎吾の姿が見てとれた。
2011年2月12日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で、ジャニーズ特集の際に『抱きしめてTONIGHT』のVTRが流れると、ワイプに映る香取は「僕はもう(踊りを)完全にコピーしましたよ」と振り返っている。