「手相は人生の縮図。左手には生まれ持った運命と35才までの人生が、右手には35才以降の人生が表れます」
と教えてくれたのは、40年間で7万人以上の手相を鑑定してきた手相家・西谷泰人さんだ(「」内以下同)。
では、手相によって運命は決められているのかというと、それは違うという。なぜなら、「手相は日々変わる」からだ。とすると、金運がいい手相になる方法もあるはず!
「金運を表す線がないからとガッカリする必要はありません。手相はある日突然変わりますし、変えるように自ら仕向けることもできます」
大切なことは、手を清潔に保つこと。きれいな手は、いい運をつかみやすいという。
「手をこまめに洗い、クリームを塗って保湿をし、爪をきれいに整えましょう。肉厚でふっくらしていて、つやのある手に金運は宿ります」
◆吉線が出たら2日以内に宝くじ!?
金運を上げたいなら、毎日手相を眺めてみよう。太陽線や財運線、知能線から上方向に枝分かれした商才線は要チェックだ。
「実際に宝くじで高額当せんした500人以上の手相を見てきましたが、彼らは自分の手相の変化に敏感。線が増えた、濃くなったなどの変化を感じたら、それは運気をつかんだ証拠。2日以内に宝くじを買いに行きましょう」
手相は強く念じ続ければ、変わることがあるという。西谷さんが鑑定した当せん者でも、“当たりたい”と念じて手相を変えた人がたくさんおり、その多くは、手相が変わる直前に手がかゆくなったという。また、環境の変化でも手相は変わる。
「ある40代の女性は、夫と離婚するために相談にみえました。その時は手が青白くぺちゃんこでした。2か月後に離婚し、報告にみえた時は手がふっくらとして、以前はなかった太陽線が2本出ていたんです。そこで、宝くじの購入をすすめたところ、200万円が当たりました」
運は自らつかむもの。手相をコントロールして、宝くじを買ってみるのもいいかもしれない。
【教えてくれたのはこの人】
◆西谷泰人さん/手相家・ライフコンサルタント。国内外の著名人をはじめ、これまでに7万人以上の手相を鑑定。『運がいいのは、どっち!?手相術』(学研)など著書も多数。
イラスト/いばさえみ
※女性セブン2019年7月11日号