夏は暑いキッチンに立つ時間をできるだけ短くしたいもの。火もできるだけ使いたくない。 今年もやってくる猛暑に備え、時短レシピをご紹介。市販の冷凍野菜を使い、包丁すら使わない超速レシピは紹介する。
夏にぴったりなほうれん草のバターチキン風カレーの作り方を『turk フライパンクックブック』(誠文堂新光社)など著書を持つ野口英世さんに聞いた。ここでは冷凍ほうれん草を使用する。
「冷凍野菜は、生鮮野菜より加熱時間を短めにするのがポイント。ブロッコリーは2分炒めるだけで、軸の食感を残しつつ、房の色もきれいに仕上がります。食べ頃が難しいアボカドも冷凍ならいつでもおいしい状態で使えるし、かぼちゃは旬のものを冷凍しているので、味が濃くてホクホク。自分で下ごしらえするより、味にムラもありません」
【材料】
冷凍ほうれん草:80g
手羽元:6本
トマト(水煮缶):2分の1缶(200g)
水:2分の1カップ
カレールー:2皿分
牛乳:4分の1カップ
バター:10g
ご飯:適量
【作り方】
(Step1)
フライパンに手羽元、トマトの水煮缶、水を入れ、ふたをして中火で10分ほど加熱する。ちなみに、葉物の冷凍野菜はすぐ火が通り超時短に。クタッとしやすいので、炒め物やスープに使う時は最後に投入を。
(Step2)
カレールーを溶かし混ぜ、冷凍ほうれん草、牛乳、バターを加えてひと煮立ちさせる。器にご飯を盛り、カレーをかける。
【Profile】
野口英世さん
アイディア溢れる時短料理が得意。使いやすいキッチングッズにも詳しい。著書に『turk フライパンクックブック』(誠文堂新光社)など。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2019年7月18日号