プロ野球のトレードは7月末がデッドラインとなり、活発化している。昨季、17年ぶりリーグ最下位の阪神は、矢野燿大監督(50)のもと近本光司(24)や木浪聖也(25)が開花。だが、ここにきてチームの勢いに陰りが見える。果たして阪神はどのようなトレードを画策するのだろうか。スポーツ紙デスクはこう展望を述べる。
「特に手薄なのが外野陣です。福留孝介(42)や糸井嘉男(37)のベテランを休ませながら起用するのも限界がきている。
補強にうってつけの存在が、9年前に最年少でホームラン王となったオリックスのT-岡田(31)です。近年は好不調の波が激しく、今季はスタメンからも外れている。投手陣が手薄なオリックスとの間で、現在ファームにいる藤浪晋太郎(25)とのトレードも検討されていると聞く」
同様に名前が挙がるのが、2度の首位打者経験を持つロッテの角中勝也(32)だ。
「大阪桐蔭から藤原恭大(19)が加入し、菅野剛士(26)、清田育宏(33)、荻野貴司(33)と外野は揃っている。
井口資仁監督(44)を慕う鳥谷敬(38)と藤浪をセットで、角中を加えた複数トレードもあり得ます」(同前)
※週刊ポスト2019年7月19・26日号