政治への注目が集まる昨今、その裏側にはこの建物がドドーンとそびえる。与党VS野党の「ののしり合い」や、強行採決の大乱闘、国会議員の失脚など。政治ニュースの背景に必ずある国会議事堂の真実に迫ろう。
ここでは、国会議事堂にのびる遊歩道に注目。国会議事堂で地元議員の手伝いをしているという女性セブンのオバ記者がご案内。国会議事堂には、全都道府県から送られた木があるのだという。
◆取材・文/野原広子(オバ記者) 茨城県出身。体当たり取材が得意のアラ還ライター。昨年、郷土愛に目覚め、地元議員の事務所のお手伝い。小学生を国会議事堂に案内している。
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国会見学の最後は、正門に伸びる遊歩道。「さすがにいい木ばかりそろっていますよね」と感嘆の声を上げたのは、植木と花の会社・グンゼクリーンの社員として、各地を回っている二宮芳継さん。国会議事堂にはよく来るが、この道を通るのは初めてだそう。
「いい木の条件は、枝がまんべんなくどの方向にも伸びていて、勢いがある。香川県のオリーブも、あ、千葉のマキもすごいですよ」
プロが興奮するほどの木がそろっているらしい。なお、国会議事堂は衆議院が左右対称に造られているが、“都道府県の木”も例外ではなく、参議院側にも同じ県木が並ぶ。東京都神奈川はイチョウ、埼玉、福島、宮城はケヤキと同じ木もある。
撮影/森浩司
※女性セブン2019年8月1日号