選挙への注目が集まってきた。果たして、どのような展開に?
与党VS野党の「ののしり合い」や、強行採決の大乱闘、国会議員の失脚など、政治ニュースの背景には必ず国会議事堂が存在する。そんな国会議事堂のランチ事情とは? 地元議員事務所の手伝いをしているというオバ記者が案内する。
◆取材・文/野原広子(オバ記者) 茨城県出身。体当たり取材が得意のアラ還ライター。昨年、郷土愛に目覚め、地元議員の事務所のお手伝い。小学生を国会議事堂に案内している。
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「国会議員は会議をしながら昼食をとることが多く、短時間で食べられるカレーは定番メニューです」と言うのは、衆議院議員の田所嘉徳さん。
「普通なら、人の話を聞く時は箸を休めるのがマナーでしょうが、永田町では食べながら話を聞いてもいいという暗黙のルールがあるようです」
一級建築士の資格を持つ田所さんは国会議事堂について、
「どこを見ても美しく、隅々まで配慮されています。国家の威信をかけ、技術を結集した建造物ですから、重厚感が違います」と言いつつ、いつもの習慣なのか、わき目もふらずカレーをかき込んで去って行った。
食堂の店長いわく、いちばん人気は「カツカレー」(1050円)で、2位は「ビーフカレー」(750円)だという。議員食堂は一般参観コースには入っていないが、衆議院議員と、地元などから議員を訪れた人の会食の場として賑わっている。
撮影/森浩司
※女性セブン2019年8月1日号