俳優休業状態にある遠藤要(35才)が、新宿・歌舞伎町の会員制バーの店長になっているとの情報をキャッチした。遠藤の知人が「7月12日に歌舞伎町にオープンした会員制バーの店長になり、お店にも立っています」と明かした。
遠藤といえば、不良映画『クローズZERO』で映画初出演をして、その後も数々の悪役で存在感を出していたコワモテ系俳優だった。しかし、私生活でも風貌そのままにアウトローで、2017年2月週刊誌に、裏カジノでの違法賭博のスキャンダルが報じられて、約2か月の謹慎処分に。翌2018年3月に所属していたエイベックス・ヴァンガードから契約を解除された。
同年4月13日には、六本木のバーで、シャンパン約10本を空けるなど飲食をした後に、提示された代金に「高すぎる」と因縁をつけて、店でアルバイトをしていた俳優谷川功(37才)の顔面を数発殴る暴行事件を起こした。
結果、テレビや映画のスクリーンからは離れることになり、昨年は極道系のVシネマ出演や、元ホスト社長のユーチューバーの動画に出演したりと、細々と俳優業を続けるにとどまっていた。俳優業だけで生活するのは難しい状態で、都内で飲食店を経営し始めたなどのうわさはあったが、ついには歌舞伎町に進出となった。
今年に入り、2月に新井浩文(40才)が強制性交罪で起訴され、6月にピエール瀧(52才)が麻薬取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。次々に“コワモテ系俳優”が表舞台から去る中、遠藤は再び表舞台に復帰できるのか。
映画関係者は「いい悪役俳優が減ってきているので、小さな映画なら可能性はあります。まだ35才と働き盛りなだけに、今後更生した姿を認めてもらうことができれば、再びスクリーンに登場できるかもしれません」と話す。