「King & Prince CONCERT TOUR 2019」のコンサートツアーが7月19日横浜アリーナで皮切りとなった。繰り出される見事なパフォーマンスだけでなく、注目となったのがMCタイム。今回のテーマは「失敗」だった。
神宮寺勇太(21才)が昨年のコンサートが収録されたDVDで「ウッセー、ブス!」とファンに向かって言っている映像があることを話した。
「ファンの中に、“ブスって言って”と書かれたウチワを持った人がいるんです。それを見た神宮寺くんが、ファンサービスをしたんですが、それがDVDに収録されてしまった。本人は使われていてゾッとしたそう(笑い)。永瀬廉くん(20才)は“今年も黙れブスって言ってもらって、そこも使ってもらおうよ”と笑っていたので、今後も神宮寺くんの“ブス”発言があるかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
ほかにも岸優太(23才)が前日のライブで、テンションが上がりすぎて歯にマイクを当ててしまい歯が欠けたというエピソードを披露。永瀬が岸の口の中を覗き込むと、爆笑が起こった。
後半は新曲『koi-wazurai』でスタート。
開演から2時間が過ぎると、5人が代わる代わる、ファンに感謝の挨拶を始めた。
岸「皆さんには、感謝をしてもしきれないほどの感謝があります。ぼくたちが頑張れる原動力となっています。これからも、その温かい、大きな声援、たくさんください。ぼくたちも何かでお返しします。お金とかじゃなくて(笑い)お金より大切な愛で、皆さんにお返しできたらなぁと」
永瀬「皆さんの喜んでくれている顔、そして、ぼくらが歌って笑ってくれている顔、ほんまに一つひとつがぼくらにとって力になっています」
高橋海人(20才)「日常の中で、いいこともある半面、悪いこともたくさんあります。ハズレな日だったり、夜眠れない日だったり。そういう時は、ぼくたちが寄り添うので、甘やかしてください」
「甘えて」と言うつもりで間違えたのか、会場から笑いが上がった。
神宮寺「いつも、ぼくたちに皆さんが愛情を注いでくれるように、今回はこのコンサートで、ぼくたちからたっぷりの、たっぷり濃厚な愛情を皆さんに注げたかなって、思っています」
最後は平野紫耀(22才)。
「次の曲(中略)、ぼくたちKing&Princeのメンバーの岩橋玄樹(22才)のパートをみんなに歌ってもらいたいんですけど、みんな声出るかな?」
パニック障害で休養中の岩橋も一緒に――そんな願いを叶えるべく、5人とファンは『King &Prince, Queen&Princess』を熱唱し、最後に『シンデレラガール』を歌って本編が終了。
アンコールで3曲を熱唱すると、最後にファンにとって「お宝」の銀テープが宙を舞い、2時間半、34曲の饗宴に幕が下りた。今ツアーは34万人を動員予定。その姿はまさに、王様と王子様だった。
※女性セブン2019年8月8日号