音楽や舞台などに大きな影響を与えているミュシャ。Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷、東急本店横)で、『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ──線の魔術』が開催されている。
そのオフィシャルサポーターである千葉雄大(30才)にその見所を聞いた。
「この展覧会では、ミュシャの作品とミュシャから影響を受けた作品をいっしょに見ることができるのが、おもしろいと思います。ぼくでも知っている海外有名バンドのジャケットだったり、日本の漫画やクリエイターにも大きな影響を与えていて、驚きました! ミュシャが好きな人はもちろん、バンドや漫画家さんのファンのかたも楽しめると思います」
千葉自身も、ミュシャ作品を鑑賞するのは今回が初めて。初心者でも楽しく鑑賞するための、アドバイスといえば…?
「日本の美術館は、基本的に撮影が禁止されていると思うんですけど、今回、一部の作品は撮影できるんです。ぼくも写真を撮りながら楽しく鑑賞しました(笑い)。全部の作品を順番に見る必要はなくて、きれいだな…と思った作品の前で足を止めて見たり。気に入った作品だけ、時間を割いて見るのもいいと思います」
千葉は展覧会の音声ガイドにも挑戦している。
「ただ作品を解説するだけではなく、ミュシャの語り口で紹介する“演技パート”もあるんです。晩年は声色を少し変えたり、繊細に表現しました。作品を、目でも耳でも楽しんでいただけたらうれしいですね」
【info】
『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術』
◆会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷、東急本店横) 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
◆開館時間:10:00~18:00
※金・土は21:00まで ※入館は閉館30分前まで
◆入館料:一般1600円 大学・高校生1000円 中学・小学生700円
◆会期:9月29日まで(休館日:9月10日)
★東京の会期後、全国5か所で巡回展を予定。
詳細はhttps://www.ntv.co.jp/mucha2019/
※女性セブン2019年8月15日号