いつまで「婚約内定者」という微妙な立場が続くのか。小室圭さん(27)と秋篠宮家の長女・眞子内親王(27)との結婚問題は、決着の見通しが立たない。
秋篠宮家は、小室さんの母親と元婚約者の間の金銭トラブルに「国民が納得できる説明を」と求めている。しかしそれはいまだに果たされないままだ。
「今年1月、小室さんは金銭トラブルについて〈解決済み〉と主張する文書を発表しましたが、国民を納得させられる内容ではなかった。このままでは結婚は難しい。打開策として取り沙汰されているのが、小室さん自身による記者会見です。
元婚約者との和解交渉が進めば、今度は文書ではなく、会見で説明する場を設けるというシナリオが噂されている」(皇室記者)
そうした話が持ち上がるのは、海外の王室に小室さんより困難な状況から“一発逆転”を果たしたケースがあるからだ。
「18年前、ノルウェー王国のメッテ=マリット王太子妃が民間から王室に嫁ぐ際、彼女や家族のスキャンダルで国民から猛反発を受けました。しかし、婚約会見の場で彼女が謝罪の言葉を述べると、その決意の固さにうたれ、国民の多くが結婚を祝福したのです。
もちろん小室さんの会見が実現するには、元婚約者との和解交渉が進むことが前提です。しかし、最近になって元婚約者側が態度を軟化させているという情報もある。一気に事態が動く可能性は十分ある」(皇室ジャーナリスト)
元婚約者の代理人に話を聞くと、「和解に関する進展はない」と回答。小室さんを待ち受けているのは、留学中の勉強以上に大変な試練のようだ。
※週刊ポスト2019年8月16・23日号