“悲劇のヒロイン”として2019年上半期のアイドル界を騒がせた元NGT48の山口真帆(23)。今年1月、新潟市内の自宅マンションで2人の男性ファンから暴行被害に遭っていたことをSNSで告白したことをきっかけにNGTの安全管理体制が問われる事態となった。
この騒動でNGTを脱退した山口は、5月に大手芸能事務所に移籍し、心機一転、芸能活動を再開させる意向を示している。
「本人は歌手ではなく、モデルや女優としての活動を希望している」(芸能関係者)というが、山口の活動再開にはひとつ懸案がある。NGTの運営会社と、山口への暴行容疑で逮捕(不起訴)された男性ファンとの間の裁判だ。
「この襲撃事件によってグループ内の信頼関係が壊れ、事実上の活動休止となったことで、運営会社が男性に損害賠償を求めています。ただ、男性側も争う姿勢を見せており、真相究明はまだ遠い。山口が証人尋問に出廷する可能性もある。係争中となると、女性ファッション誌やテレビドラマ、映画などからはなかなか声がかかりづらいのが現実です」(スポーツ紙デスク)
一方、その裁判の決着を待ち望んでいるのが、「バラエティ番組」である。
「彼女に体験を踏まえたぶっちゃけトークをしてほしいと考えているプロデューサーは多い。実際、山口のもとには複数のバラエティ番組からオファーが来ているそうで、裁判が終われば出演の可能性もあるといいます。本人はモデルや女優志望かもしれませんが、彼女の素顔はおっとりキャラで、もともとバラエティ向き。視聴者は必ず食いつく」(テレビ局関係者)
年末のバラエティ番組では彼女が“センター”になっているかも。
※週刊ポスト2019年8月16・23日号