「今日の撮影は“グラビア”と言ってもいいんですよね?」──グラビア初挑戦のフジテレビアナウンサー・山崎夕貴(32)。明るい笑顔で撮影に応じながら、ふと意外な“疑問”を口にした。
「私とグラビアが結びつかないらしく、誰も信じてくれないんです(苦笑)。撮影前、『とくダネ!』の小倉(智昭)さんや伊藤(利尋)アナには“きっとコント系の企画だな”と流され、夫(おばたのお兄さん)には“普通の撮影をグラビアって言うなよ”と笑われました。慣れないポーズで筋肉痛気味ですが、楽しかったです。自分でタイトルを付けるなら? “私、こんな顔もできるんです”なんてどうですか。渾身のグラビアでみんなをアッと驚かせたいです」
飾らない人柄で親しまれ、「好きな女性アナウンサーランキング」の常連でもある山崎アナ。
「岡山でコツコツ勉強して地元の大学へ入り、就職を機に上京しました。最初の3年間はアイドルアナを目指して巻き髪にフリフリの洋服で頑張りましたが、無理して苦しかった。東京のキラキラした女性も憧れますが、自分の人生に誇りがありますし、実際に生活感覚も庶民的です」
昨春、『ノンストップ!』から『とくダネ!』に担当が替わり、結婚。公私共に転機を迎えた。
「日々多くのニュースを扱う『とくダネ!』ではバラエティと役割も変わり、情報に深く斬り込みながらいかに自分の視点を盛り込むか勉強の毎日です。結婚で食生活が改善されて体重が5キロ増えましたが(笑い)、落ち着いて仕事できる環境が整いました。家庭生活を大切にしながら、アナウンサーとしてもステップアップしたいです」