『週刊ポスト』がこの8月で創刊50周年を迎える。1969年に創刊された同誌は、表紙に各時代で活躍した女優や女性タレントたちを起用して話題となった。1990年代後半に女優として頭角を現わした米倉涼子や仲間由紀恵、2000年代前半にスターダムへ駆け上がっていく上戸彩や小池栄子などの勢いは2010年代に入っても止まらず、長期間にわたって表紙に登場した。
2010年代に入ると、NHK連続テレビ小説で人気を得た松下奈緒や堀北真希、有村架純、土屋太鳳、波瑠など朝ドラ出身女優の起用も目立つようになった。
2004年7月4日号では、一昨年逝去した小林麻央が満面の笑みを見せてくれた。2016年1月1・8日合併号の吹石一恵を最後にカバーガールの歴史は幕を閉じた。
ここでは、2000年以降に『週刊ポスト』の表紙を飾った女性たちを紹介しよう。
◆井上和香(2004年9月3日号)
2002年にグラビアでデビューし、2004年からドラマやバラエティ番組などへと活動の場を広げた。
◆仲間由紀恵(2002年11月15日号)
2000年の『TRICK』、2002年の『ごくせん』などで人気に。現在、『偽装不倫』(日本テレビ系、毎週水曜22時~)に出演中。
◆上戸彩(2008年5月2日号)
2000年に女優デビューし、キュートな魅力で2000年代のCM界を席巻。ドラマ・映画の主演作品多数。
◆米倉涼子(2010年10月15日号)
主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、毎週木曜)の第6シーズンが10月より放送開始。
◆長澤まさみ(2011年5月20日号)
2000年、第5回「東宝シンデレラ」オーディションを経てデビュー。映画『モテキ』などで受賞歴多数。