視聴率2桁をキープし、現在放送中の夏ドラマの中でも好調な、大泉洋(46才)主演の『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)。その一端を担っているのが、劇中で流れる米津玄師(28才)の新曲『馬と鹿』だ。
「体の奥底から静かに力がわき上がってくるような曲調がドラマの場面にピッタリ。米津さんはドラマの内容に合った歌を作るのが本当にうまい」(音楽関係者)
米津は徳島県出身。2009年から「ハチ」名義でニコニコ動画にオリジナル曲を発表し始めて熱い支持を受け、2013年にメジャーデビュー。2018年末のNHK紅白歌合戦ではドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の主題歌として大ヒットした『Lemon』を熱唱し、この年の紅白最大の話題を呼んだ。
ただし、紅白では長い髪で顔半分をすっぽり覆っていた。『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎のようなヘアスタイルに、「顔がよくわからなかった」という声も多かった。
「米津さんはそれまでテレビにほとんど出演せず、取材陣に対して『顔出しNG指令』を出したこともある。紅白出場に際して“地元・徳島からの中継”などいくつかの条件を出していましたが、その中には“顔を見せない”ことも含まれていたといわれています」(テレビ関係者)
それほど“顔出しNG”にこだわってきた米津だが、最近ではその心境に変化が起きつつあるようだ。
プライベートでは前髪をかき上げて、顔を出すことが増えたという。
「目はくっきり二重で、鼻筋のスッと通ったすごくカッコイイ顔でした。以前、某週刊誌で、高校の卒業アルバムの写真が公開されましたが、当時とは全然違う。最近は友人関係を広げることにも積極的で、芸能人仲間ともよく遊んでいるようです」(米津の知人)
その影響か、『馬と鹿』リリースのPR写真では、淡い水色に染めた長髪で右目を隠してはいるものの、パッチリとした左目やシャープな顔の造形がはっきりわかる。
「確かに『Lemon』の時と目元の印象が違いますね。自分の顔を出すことに抵抗がなくなってきているのでは、ともいわれていて、音楽番組への出演が期待されています」(別の音楽関係者)
NHKの「2020年の東京五輪応援ソング」である『パプリカ』も書き下ろし、老若男女から注目を集める米津。今年の紅白では、前髪をかき上げた素顔を見せてくれるだろうか。
※女性セブン2019年8月22・29日号